国破綻のシナリオ。

よくよく見たら一年振りの日記かよ、と。
己の気まぐれ加減を思い知らされた今日。
雑記、っつーか最近気になって眠れない事を。

今現在、俺は公務員になるべく日々予備校通いな毎日な訳ですが。
最近、そのモチベーションを著しく下げる事項を発見。
その名も
「ネバダレポート」
多分有名らしいので知っている方も多くいるかと。
日本が破綻したら今後どうするか、と言うことをＩＭＦ（国際通貨基金）に近いアメリカの高官が作成したもの。らしい。

内容は、日本の現在抱える膨大な借金が雪だるま式に増えていき、財政破綻した場合、
日本をＩＭＦの管理下において以下の事を実施する、と言うもの。

① 公務員の総数の３０％カット、及び給料３０％のカット、ボーナス全てカット
② 公務員の退職金は１００％すべてカット
③ 年金は一律３０％カット、
④ 国債の利払いは、５〜１０年間停止
⑤ 消費税を２０％に引き上げ
⑥ 所得税の課税最低限を年収１００万円まで引き下げ
⑦ 資産税を導入して不動産には公示価格の５％を課税、債権・社債については５〜１５％の　課税、株式は取得金額の１％を 課税。
⑧ 預金は一律１０００万以上のペイオフを実施し、第２段階として預金額を３０％〜４　　０％財産税として没収する。

このネバダレポートは２００２年に開かれた予算委員会で民主党の五十嵐文彦という議員さんがこの文章を知っているか、等という事を質問した事から一気に有名になったらしい。

このあまりの公務員への待遇に直感的に「公務員になるのはヤバいんじゃないか」
と本気で身を震わせましたわ。

２００５年になった今目を通してみると。
なんだか今の日本、このネバダレポートに沿った動きをしてるような・・・
⑥の課税最低限は既に140万円〜120万円までの引き下げはされているし、
⑤の消費税引き上げは以前から言われてきており、１０％、または１５％にいつなってもお　かしくない状況。
①の公務員の総数、給料のカットも既に始まってきている。

なんだ、まだ破綻する前にこうした行動してるなら破綻は未然に回避できるんじゃないか？
とか思ったんだけど。
国の借金は、確実に増加していっている。
２００５年の６月現在で７９５兆８３３８億円。３ヶ月で１４兆２８１２億円の増加。
・・・借金、加速してんじゃねぇのかコレ！！！

ＩＭＦといえばアメリカが主導国。
今まで日本はアメリカの犬だと言われ続けたけど、今本当の事になりつつあるとは…。

このネバダレポートが本当にＩＭＦ筋から来たかどうかは定かではないけれど、
実際に予算委員会でもとりあげられた事実から見て、日本が破綻した後、上記⑧項目が実施される可能性は高いんじゃないか。

となると今公務員になるのは完全に間違った選択肢になるんじゃないか。
とか思った訳です。

５年で日本は破綻する。とか、２００８年が最大の財政危機だ、とか色々言われてますが。
そうそう遠くはないんじゃないかなぁ…って。

このページを数年後まで残しておいて、このページを見たとき一体俺はどう感じるんだろう
って思ってこのＨＰに日記として書き込んだ次第でありマス。

後悔していない事を祈る…（汗